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SMWA
2009.10.27 higomokkosu GARDENSMOKE
MIST
WAVE
AFTERIMAGE
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ノイズ
2009.07.20 higomokkosu GARDENまだへたくそなミンミンゼミの声、カボチャの蔓の暴走
陸橋の奥のビルの向こうの空が、パッと光りドドン
あまりに凝縮された不自由、散らかった怠惰、不変の安堵
僕はやはり言葉を軽視している
そしてどうしても知らなければならないことがある
トンボと目が合っている隙に、やっぱり蚊に刺される
なんだか庭が乱れている
僕が言葉を語ったのではない
事実としての言葉が僕に語りかけてくるのだ
ヘッドホンのジャックが左胸の心臓を指差している
色は金、かつて誰かの手によってメッキを施されたボディー
もし接続したならどんなノイズが聞こえるだろうか
ビール、人格としてのビール
このオレをどうしようというのだ
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A
2009.06.19 higomokkosu GARDENこの生命は生まれ落ちたのではなく、
配置されたのだ、と思う
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来た
2009.02.14 higomokkosu GARDEN南からの無理風、髪の毛の畝
横断歩道のシマシマに上半身を押し出し
だがしかし信号は赤だ
竹やぶは乱心、ひゅろろ鳴く壁
前を歩く人の背中が
妙にシルエットを強め、
ぼくはいつもより上手く歌が歌える
ぬるいポカリスエット
南からの呼び風、「もう止めた」んだ
足元への視線を奪い、湿り気を残す
アスファルトとソールの間に滑り込んで
家路の坂道を、滑らす、摩擦なく
南からの蒔き風、たちまちに吹き
木々のつぼみを、アルミサッシを、
金曜の夜の夢を、トントンとノックする
息吹、南からの息吹
白を吹きさらう、息吹
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スキップが下手
2009.01.23 higomokkosu GARDEN突き抜けた怠惰だ、だまされるまま吹きだまるのだ
グレーという深淵のどん底は
光の色もごまかす恐ろしい場所だ
ペンキと卵みたいなにおい
そこに落ちていくのだ、うっすらと
ばばすばす、ばばすばす、ばす
手を伸ばせばつかむことができる
なんか生きている感じ?を
でもそれは灰色の気体
ロジックよりも照れ隠し、
野心や自信よりも下心や戸惑い、
確信や理由や希望よりも物忘れやへりくつや約束がいい
えくすとりーむ、飛ぶのが嫌いなトリとか
優しくて絶倫なおじさんとかになりたい
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なんとなく右手をあげてみる
2009.01.20 higomokkosu GARDENプテラノドンのみずみずしい目玉のひかり
不格好な飛行、機能として熱を帯びる
ライム、ソーダ、揺れる氷河のうえで
タンカレーNo.10、紫紺の空振り向けば
あなたたちの笑う顔ばかりが見える
さあ、午後がやってきた
不自由や痛みも手に入れることができず、
自由や快楽にも手が届かない。
ミミズのようにただの管になって
にょろにょろと土を食べ土を吐き出し
もぞもぞと土から生まれ土に還る
ぼくの音楽のボリュームは小さくなった
電気ごたつのブーンという音が大変に不快で
窓を突き破って庭に投げ捨てる
息を荒げることもなく
算数ドリルを仕上げる
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ぐががっ
2009.01.15 higomokkosu GARDEN温められたピンクや黄色の銀紙
こたつの中にかくれてチョコレートをかじるのはだれだ
探検用の自転車のライト、ドラえもん
ゴチン、という鈍い音
庭の畑を新調した鍬で耕す
2坪半?の畑と格闘しながら
北海道を開拓した人々のことを思う
右手小指の付け根と左手薬指の根元にマメ
マメは愛おしい
好きなのだ、ボールペンが
なるべく安い油性のやつ
わら半紙のノートとセットで無人島と寝台特急には
必ず携帯したい
おそらくヒゲはぼーぼーになり、
センチメンタルになっちまうだろう
それでも世界を写し取ることはできる
#
何もかもを与えられると
何かを奪われたように感じるのはなぜだろう
何もない世界に浸ると
何もかもが光りだすように感じるのはなぜだろう
冬の明け方、時間さえも凍り付くような世界が
毎朝訪れているはずなのだが
美しいものはたまに見るのがよいと決め込んで
ぐががっ、とヘンな寝息をたてる
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星とアロエ
2009.01.14 higomokkosu GARDEN一年で最も冷えた空気の中を
白い星の光が飛んでくる
遠い昔に一直線に飛び立ったはずなのに
最終的にゆらゆらと泣きながら
ぼくのレンズと脳髄を通り抜けて
ヒュンと消える
その一方で
根こそぎ抜いたアロエの子株が
本棚の上で天空にのびている
水も、恋も、保険も、手のひらのマメも無いというのに
明日の朝目が覚めたら
また次の日の朝の目覚めを、ぼくは考えてしまうだろう
仲間も、息切れも、おぼろげな夢も
消えてしまったわけではなかった
ただ、この鼻先のどうしようもない冷えを
星とアロエににじりつけてしまいたい
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腹
2008.12.09 higomokkosu GARDEN
呼吸は根をはっている
見えない脳髄に
大気圏に
やかんから立ちのぼる湯気の、興奮に
呼吸は皮膚から滲み出している
斜め45°後方のライトグレーの因果を
確信して誤る、ために
呼吸は腹をふくらましている
風船のようにぼくの腹をふくらましている
ぼくの腹はふくれる、銀河の奇跡の軌跡の先っぽで
ふくれてまたしぼんだり、する
呼吸はおしつぶされる
浅く、乱れ、煙のような吐息が
単なる慰みの顔をして、上唇をなでる
化身の指先、古い本のにおい
呼吸は還る
静かさと美しさのエッヂで
ひとりにひとつ与えられたのは命ではなく
死の瞬間なのだ、と気がついて
ちゃんちゃん、って
コメント0見えない脳髄に
大気圏に
やかんから立ちのぼる湯気の、興奮に
呼吸は皮膚から滲み出している
斜め45°後方のライトグレーの因果を
確信して誤る、ために
呼吸は腹をふくらましている
風船のようにぼくの腹をふくらましている
ぼくの腹はふくれる、銀河の奇跡の軌跡の先っぽで
ふくれてまたしぼんだり、する
呼吸はおしつぶされる
浅く、乱れ、煙のような吐息が
単なる慰みの顔をして、上唇をなでる
化身の指先、古い本のにおい
呼吸は還る
静かさと美しさのエッヂで
ひとりにひとつ与えられたのは命ではなく
死の瞬間なのだ、と気がついて
ちゃんちゃん、って
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単純、の後
2008.11.05 higomokkosu GARDEN
たくさんの人とすれ違うほどに、思い知ること多数
その都度の軌道修正
単純な自分に一瞬嫌気がさすも、
さらに覆いかぶさる甚大な単純が勝利
故に単純
ことばを封じなければならないような気もしている
今、本当に何をすべきか
生きるセンスをいよいよ問われているような
気がしなくもない
深淵へ向かうのか、この単純は
コメント1その都度の軌道修正
単純な自分に一瞬嫌気がさすも、
さらに覆いかぶさる甚大な単純が勝利
故に単純
ことばを封じなければならないような気もしている
今、本当に何をすべきか
生きるセンスをいよいよ問われているような
気がしなくもない
深淵へ向かうのか、この単純は
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